最強のEAポートフォリオを組む
- 2018.12.03
- 自動売買EA_FX編
- システムトレード, 自動売買EA





為替相場を大きく2つに分類する
1.トレンド相場
2.レンジ相場
この2つは全く異なりそれぞれ特徴があります。
相場の流れは、『レンジ→トレンド→レンジ→トレンド…』というように交互に繰り返しながら為替相場が作られていきます。
トレンド相場の特徴
トレンド相場とは、価格が上昇していたり下降している相場の事を言います。
一般的にFXでは、トレンド相場が最も勝ちやすいと言われております。
それは、トレンド方向に逆らわない順張りトレードが勝ちやすいからです。
為替相場は、一度流れが出来ると一方向に進みやすい性質があります。
FXでは、『順張り+ストップロス』が推奨されているのにも起因するかもしれませんがプロからアマまで皆同じ戦法が広く普及しているからとも言われています。
同じく自動売買EAも、トレンド方向への押し目買いで浅めのストップロスが付いたもの等が人気です。
GUNMAXも、常にトレンドラインを引いて相場を見るようにしています。
上昇トレンドは、高値と安値を段々と切り上げている相場です。
下降トレンドは、高値と安値を段々と切り下げている相場です。
レンジ相場の特徴
レンジ相場(ボックス相場)とは、決まったrange(範囲)の中で動く相場の事を言います。
その様子がまるで箱の中に閉じ込められたような相場の為、ボックス相場とも言われております。
なかなか上昇も下降もしない横ばいなチャートの状態を言い表します。
レンジ相場ができるタイミングは、米中首脳会談前などの政治の先行きがどうなるか分からない時や、経済指標発表前などの為替に影響を与えるニュースなどがない時になる事が多いと言われております。
この相場の時は、上値抵抗線(レジスタンスライン)と下値支持線(サポートライン)を見極めスキャルピングという手法で利益を獲りに行く方法もあります。
ここで作られた上値抵抗線(レジスタンスライン)を上に突き抜けるか、下値支持線(サポートライン)を下に突き抜ければ、トレンドが発生しやすくなります。
トレンド相場を得意とする自動売買EAの特徴
テクニカル分析を使った自動売買EAを利用するのに適している。
ゴゴジャンで人気の一本勝ちやAngel Heart Lonoなどに代表されるトレンドフォロー型の自動売買EAが本領を発揮します。
・アメリカの雇用統計などの経済指標発表時
・年末年始を含む長期休暇期間
テクニカルを無視した相場になりやすく、思惑とは逆の方向に大きく動く事があります。
その結果、反対にエントリーしていた場合に、大きく読みを外し大損失に繋がるので、自動売買上級者の多くは、そうならないよう稼働を停止しております。
レンジ相場を得意とする自動売買EAの特徴
ポジショントレードを行うナンピンマーチン手法の自動売買EAが適している。
ゴゴジャンでは、ユーロエーンEURJPY(GUNMAXは稼働停止中)を代表されるナンピンマーチン手法のEA達。
ナンピンマーチン手法がカバーできる範囲は広く、どちらか一方のトレンドが発生し、大きく値が動いたとしても、それに追随してナンピンマーチンを行う為、トレンド発生から半値ほどの戻しがあれば十分利益を確保することが出来ます。ナンピンをし平均建値が下がっている為、戻しがあり平均建値から設定した含み益に到達していれば含み損が含まれるポジションも同時に決済する事になっても十分な利益を確保されております。
ナンピンマーチン手法の自動売買EAの場合、証拠金とロット設定が重要です。あまりにも少ない証拠金、高すぎるロット設定では長期運用はできません。
トレンド発生時の一方向への大きな動きにもナンピンで耐え続けますが、戻しがなく一気に5円以上などの大きな値動きには多大な証拠金を必要とし、小資金の自動売買EAトレーダーには不向きです。
まとめ
・トレンド相場とレンジ相場で自動売買EAを使い分ける。
・それぞれに適した自動売買EAを選んでポートフォリオを形成する。
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