サポート型EA EA_Recovery

サポート型EA EA_Recovery

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ゴゴジャンに限らずたくさんの市販EAを実際に購入し検証してきました。
その経験の中で、自分好みにEAの性質を変えたいという思いが生まれてきました。
EA作者さんの考えで『トレーリングストップ機能』がないEA。
エントリー後、逆行する事が多いけど、いつのまにか利確しているEA。
同値で複数ポジションを取得するけど、特に意味を感じないEA。

ここをこうしたい、こうした方がもっと良くなると思う。
そんな想いからメインEAに機能を付加するサポート型EAを考えました。
あなたのシステムトレードのお役に立てれば幸いです。

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EA Recoveryは、高勝率型1ポジEAと相性が良い!

エントリー時に多少逆行があっても、高い確率で勝つ、信頼のおけるEAならナンピンしても怖くない。
逆行時の機会損失を埋めてくれるサポート型EA。

EA Recoveryは、複数ポジを持つEAと相性が良い!

2、3ポジ取得するEAに対して有効。追加取得する意味が分からない場合は、1ポジに固定し、固定幅逆行したらナンピンする仕様に変更。
根拠が分からない追加ポジに意味を持たせるEA Recovery。

EA Recoveryは、このようなEAを所有しているユーザー様におすすめです。

■ナンピンとは■

価格が逆行する度に、ポジションを取得することで、ポジション全体の平均取得単価を下げる方法。
下記の図では、ドル円が110円の時にロングでエントリー。
しかし価格は下がり続けた為、100円の時に再度ロングでエントリーしました。
2つのポジションの中間が平均購入価格となり、この価格よりも上に値を戻した時点で利益が出ます。
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非常に有効な手段ともなりますが、何度もナンピンを仕掛けたのに価格が戻らなかった場合には、最悪全てのポジションが強制ロスカットとなり、保有していた証拠金全てを失う可能性があります。ナンピンは、資金管理が出来る、中上級者向けの手法ですので、ご利用には十分注意して頂ければと思います。

●EA Recoveryを導入する3つのメリット

【1】
追加のポジションを取得するタイミングを設定でき、メインEAのエントリーよりも有利な価格でポジションを取得できます。
価格が戻り、メインEAのTP値に到達した場合は、EA Recoveryで取得したポジションも同じく利確される為、利益が倍増します。
※メインEAの取得ポジを1ポジに固定できるEAのみ有効。

【2】
負けトレードを救う。メインEAが逆行し、EA Recoveryにてナンピン。
その後、ある程度価格が戻ってきたタイミングで、微損又は微益での撤退という選択肢も考えることができます。
メインEAは損失になっても、EA Recoveryで得た利益との相殺で、通常よりも損失は少なくなります。

【3】
少ない値幅でのレンジ相場に強く、利益が増えます。
メインEAがポジションを保有し続ける限りは、EA Recoveryもパラメータ設定通りにエントリーし続けます。

下図のように、EA Recoveryは、トレールによりSLになってもメインEAがポジションを保有中は、設定された値幅で何度でもリカバリーを試みます。
最終的に思惑通り価格が戻った場合は、それまでのレンジ期間にて得た利益も手に入る為、利益は倍増します。

リカバリー説明.jpg

●EA Recoveryのデメリット

ナンピンにより、損失が大きくなるリスク。
メインEAを救済できずに設定していたナンピン幅をも上回る逆行が起きた場合には、とても大きな損失に繋がります。

※価格が逆行し続けた場合、大きな損失に繋がりますので、ご利用時は十分リスクを把握したうえでご利用ください。

 

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EA Recoveryのご利用方法ですが、まずは下記のゴゴジャンEAの設定方法をご確認ください。

ゴゴジャンEAの設定方法はこちらから

EA Recoveryは、EAと同じくMT4画面から左上の『ファイル』▶『データフォルダを開く』▶『MQL4』▶『Experts』フォルダに入れてください。

■チャートへの配置について■

メインEAを設定しているMT4内で、メインEAとは別のチャートを開きます。
開くチャートは同じ通貨ペアの1分足でお願いします。

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パラメータ設定.jpg

Recovery.PNG

■各パラメータの説明■

—– 共通パラメータ設定 —–

①EARecoveryのマジックナンバー
本サポート型EAのマジックナンバーを他のEAと被らないように指定。
EA Recoveryを同MT4内で複数チャートに設定する場合も、被らない数値にしてください。
また数値は0以外でお願いします。

②リカバリーさせたいEAのマジックナンバーを指定
メインEAのマジックナンバーを入力
こちらを0に設定されると、裁量トレードなどで取得したポジションに適用されます。
任意で取得したポジションにEA Recoveryを適用したい場合には、0に指定してご利用ください。

③スリッページ
クローズ許容スリッページ(単位:point)

④コメント
コメントは、メインEA名+Recoveryだと分かりやすくて良いと思います。

—– リカバリーエントリーモード —–

⑤リカバリーエントリーモード(ON OFF)
デフォルトではtrue。falseでリカバリーエントリーはOFFとなります。

⑥リカバリーポジション数制限
デフォルトでは、EA Recoveryは2回までナンピンする事にしています。

⑦リカバリー1ポジ目のロット数
デフォルトは0.1ロットです。もちろん変更可能。
メインEAのロットから考慮してください。

⑧リカバリー1ポジ目取得の間隔(pips)
デフォルトは10pips メインEAから10pips価格が逆行したら⑦で設定したロット数でエントリーします。

➈リカバリー2ポジ目のロット数
デフォルトは0.1ロットです。もちろん変更可能。
メインEAのロットから考慮してください。

⑩リカバリー2ポジ目取得の間隔(pips)
デフォルトは10pips ⑧でエントリーしたポジションから+10pips間隔で➈で設定したロット数でエントリーします。

⑪3ポジ目以降、1ポジ目に対するロット乗数
デフォルトは0.0ロット 3ポジ目以降は、EA Recoveryの1ポジ目のロット数に乗算したロット数でエントリーさせます。

⑫3ポジ目以降取得の間隔(pips)
2ポジ目からどのくらい離れたらエントリーさせるかを設定します。

—– リカバリーポジトレーリングモード —–

⑬リカバリポジのみのトレーリングストップ
デフォはtrue falseでトレーリングストップなし

⑭トレーリングストップスタート(pips)
デフォルトは、4pips分の含み益が出たらトレーリングストップのスタートの合図としています。
※下記説明参照

⑮トレーリングステップ(pips)
デフォルトでは、2pips
※下記説明参照

⑯トレーリング間隔(秒)
トレーリング間隔は、サーバーに負荷を掛けない為に、次トレールの開始を5秒後に設定されています。
上記設定された秒数以上じゃないとトレーリングステップpipsは発動されない。
5秒以上推奨。

—– リカバリーポジションクローズ設定 —–

⑰リカバリーポジション毎のSL値(pips)
デフォは0.0(設定なし)
おすすめは、メインEAと同じSL値です。

■トレーリングストップの説明■
含み益が出たら指定のpips分トレーリングストップがスタートします。
※デフォルトの数値でご説明します。

トレーリングストップスタートで4pips、トレーリングステップで2pipsの設定ですと、4pipsの含み益で、建値から2pips分含み益がある位置にSLを設定。
以後、更に含み益8pips(4+4pips)に達したら、建値から4pips(2+2pips)分含み益がある位置にSLを移動する。
以後同様。

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サポート型EAシリーズ

EA Trail
メインのEAにトレーリングストップ機能を付加するサポート型EA

EA Recovery
エントリー後の逆行をナンピンでカバーするサポート型EA

EA Reverse
メインEAのエントリーをシグナルとして、逆ポジエントリーを1度だけするサポート型EA