テクニカル分析とは

テクニカル分析とは

FXの分析方法として「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2つがありますが、どちらも大事な考え方なので、両方とも習得すべき分析方法です。今回はその「テクニカル分析」を説明したいと思います。

 

テクニカル分析って何?

テクニカル分析とは

テクニカル分析とは、先行きをチャート分析で占う方法の事。過去の値動きをチャートで表し、そこからトレンドやパターンを把握し、今後の価格の推移を予想するものをいいます。

テクニカル分析とは
主に株式・商品取引・為替等の取引市場で、将来の取引価格の変化を過去に発生した価格や出来高等の取引実績の時系列パターンから予想・分析しようとする手法である。 将来の取引価格の予想を需給、収益性評価およびそれらの背景となる経済情勢分析に基づいて行う手法であるファンダメンタル分析と相対する概念である。

 

テクニカル分析のメリット

テクニカル分析は、「投資家心理が反映されている為、決定された市場価格は全ての情報を織込んでいる」という考え方に基づいています。すなわち、市場価格は、人間の取引(投資行動)の結果としてできたものであり、過去に似たようなパターンがあれば、将来も同じような行動をする可能性が高いと予測するわけです。

 

・相場の動きを視覚的に把握できる
・チャートだけに注力すればいい
・経済に関する知識がなくても問題ない
・自分の分析力次第では、予測精度を上げられる

 

ダマシが多いテクニカル分析

このように全て万能なように見えるテクニカル分析ですが、分析する人によって結果が違ったりするというのが大きなデメリット。人によって全く逆の事を言ったりする事がよくあります。また、短期足である1分足、15分足から長期足である日足、週足など、使用する時間足によって見方が変わってしまいます。同じ分析をしているのに、人によってまったく違う動きを予測するという事もざらにあります。

 

テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析 どちらを使うのがいいのか?

この点については、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析、どちらも万能ではない!という事を理解した上で、リスクに見合うと判断した場合に限り乗るのがおすすめ!つまり、自分の相場観を確立させた上で、確率が高い方にポジションを持つ・・・という感覚が大事です。その後は、ポジションの管理の問題になり「ミスした!」と思ったら損切りし、「うまくのれた!」と思ったらその利益を伸ばすようにするのが大切です。

 

管理人がエントリーする際は、どちらも意識をしてトレードに臨んでいます。最初にファンダメンタルズ分析をし、それから現在のチャートをもとにテクニカル分析をしてエントリーします。管理人は長くポジションを持つことによるリスクを懸念する為、現在のトレードでは、スキャルピングからデイトレードまでの取引を行っております。