FXで知らないとついていけない『pips（ピップス）』の話

FXをしていると必ず耳にする「PIPS（ピップス・ピプス）」という言葉。「50pipsで利確したよ」「30pipsで損切りした」などなど・・・いろんな場面で耳にしますよね。知らないとFXトレードについていけない、そんなPipsに関するお話です。

今更聞けないPipsとは？

Pipsは「ピップス」「ピプス」と読みます。読み方はどちらでも良いようですが、後者の方が英語読みに近い雰囲気だと思います。で、これがなんなのか？と言いますと、FXトレードを行う際の「基本通貨単位」となるんですね。多岐にわたる通貨ペアを表すためpipsを利用するわけです。ん？ん？まだちょっとわかりませんよね。以下でもっと掘り下げてみましょう。

Pipを考える際は、クロス円の場合とクロス円以外の場合の２パターンを理解しておく必要があります。

クロス円の場合

クロス円の場合は少数第2位が１pipと言います。例えば、1ドル100.00円で買い、100.05円で売った場合、「５pips取った」と言います。このように「異なる通貨間の単位」として使われます。

クロス円以外の場合

では、クロス円以外の通貨の場合はどうなるのか？と言うと、小数第4位が1pipになります。

例：（通貨ペア：EURUSD）たとえば、1ドル1.0000ユーロで買い、1.0005ユーロで売った場合が５pipsです。

簡単ですね？クロス円の場合は小数第二位。クロス円以外は小数第四位。という事だけ覚えておきましょう。

pipsの計算方法

では、次に1pipがどのくらいの利益になるのか？の計算方法をご紹介いたします。利益を求めるには以下の計算式を使います。ちなみに国内のFX業者と海外では、大きな違いがあり、国内だと1ロット＝1万通貨、海外だと1ロット＝10万通貨で計算します。このブログでは海外のFXをおすすめしているので、海外FXの場合で考えてみましょう。

これが利益の計算方法なんですが、今ひとつパッとしませんよね？例えば、100.00円でドルを買い、101.00円で売った場合、100pips取ったことになりますね。海外FXのロットは１円の変動で1000円になるので、

という事になります。ちょっと慣れるまでが大変ですが、慣れてしまえば頭の中でパッと計算できるようになりますよ。

pips（ピップス）の計算サイト

pipsを計算するには各FX業者が用意している計算機を利用するととても便利です。以下で代表的なサイトをご紹介いたしますので、計算が面倒だ！という方は是非利用してみて下さい。

FXPRO

https://www.fxpro.jpn.com/trading-tools/calculators/pip

FXDD

https://www.fxddtrading.com/bm/jp/resources/calculator

XM

https://www.xmtrading.com/jp/forex-calculators