ヴァーチャル・ディーラー・プラグイン(VDP)とは?
- 2019.05.16
- FXの用語集
VDPとは、『 Virtual Dealer Plug in 』の略で、ヴァーチャル・ディーラー・プラグインと読みます。
別名『悪魔のプラグイン』とも呼ばれています。
これはMT4のプラグイン(アプリみたいなもの)で、サーバー側に組み込まれていると言われます。
当然、顧客は組み込まれていることに気付きません。
このプラグインがどのような影響を与えるかというと、
利益を上げている顧客を自動で見つけ、利益を上げないようにコントロールをするプラグインです。顧客単位で個別にオンオフの設定ができると言われております。
●約定拒否にあいやすくなる
●回線が不安定になる
●約定が遅れやすくなる
●ストップロスにあいやすくなる
ECNやSTP方式を採用しているブローカーを利用している方にはご存知だと思いますが、レート配信先の市場提供元によるスリッページがあるので、このような場合は、必ずしもVDPとは言い難いと思います。
SNS上でたまにVDPの噂が広がる事がありますが、トレーダーの勘違いである事が多くその真意は不明です。
VDPから避ける方法
●SNS上などでよく話題に上がる業者は避けるようにする
真意は不明ですが、どういった状況でそうなったかを自分なりに見極め、確信を得た場合には、そのような行為をはたらく業者を避けることが出来ます。海外に限らず、FX業者は消去法で選んでいく事になります。
●NDDのECNまたはSTP方式を採用する口座を利用する
プラグイン、ブローカーが一切介在することなく、マーケット価格にて決済処理される方式。DD(ディーリングデスク)方式や、手数料が込みになっている口座タイプは極力避けること。
まとめ
『触らぬ神に祟りなし』神の怒りに触れたくなければ一切の関りを持つなという意味のことわざですが、無用なトラブルを避ける意味でも、怪しいと感じたブローカーではトレードをしないことで無用な損失を被らないようにしましょう。
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